研究背景

現在の植物工場の実態として, 製品単価が安い商品を長時間かけて作るにもかかわらず,初期投資コスト, ランニングコスト(初期投資コスト, 電気代, 液肥代, 水道代, 種代, 人件費等), 減価償却費(照明等の消耗品や設備のもの) の大きさから, 採算を合わせることが難しく, 大きな問題となっている.

研究目的

取得した生長曲線の解析ツールとして，構築した生長シミュレータで実際の生長過程を自動再現するパラメータを検出し， 植物の特徴をハフ変換や直線検出などを行うことで植物の成長過程を知り，コストを下げることできる．

手法

植物の生長過程をキャプチャープログラムで撮影し，画像を取得する. その後，画像処理を行い，取得したデータをもとにシステムを構成する．

メンバー

客員教授 坂口　嘉之

B4 山野　圭史

B4 西口　朝貴

研究業績

1. 坂口嘉之，天野真佑，寺尾和磨，田中弘美： "人工光植物栽培における生長計測と生長シミュレーション" 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)論文集，長野，July 2010