研究背景

現在の医療分野における問題点として「若手医師への教育」,「医師の技術向上」などが挙げられる. 若手の医師は, 技術取得のために, 様々な経験が必要であり, 実際の手術以外に動物やシミュレータを用いて経験を積む必要がある. このように近年若手医師のための手術シミュレータの需要が増大してきている．

研究目的

医師の技術向上として, 従来から実際に先生が実演して生徒に見せる方法では, 先生側は, 熟練技能を発揮できるが, 生徒は, 視覚的に熟練技能を見学出来るが, 実際に自分の手を動かしていない.
そこで本研究では, 先生の熟練技能を生徒に確実に伝えるための遠隔手術訓練シミュレータを構築する.

システム概要

システム概要

触覚インタフェース装置を用いて，遠隔にある別の触覚インタフェース装置を誘導し, 手術訓練を行う． 3次元仮想空間内での触覚インタフェースカーソルの位置情報を送受信することで, 生徒側のメスを誘導し, 生徒に先生のメスの動き教示する．

システムモデル

メンバー

B4 大石　達弥